【ツイステ】フェロー・オネストの元ネタは?原作のファウルフェローとの共通点

元ネタの解説

ツイステに登場するフェロー・オネスト。彼の元ネタになったのは『ピノキオ』に登場するJ・ワシントン・ファウルフェロー。通称・正直ジョンです。

この記事ではフェローの性格・設定・プロフィールについて紹介しつつ、またファウルフェローとの共通点について解説します。

『プレイフルランド』のストーリーを知っておくと、本記事をより楽しめます。なおストーリーの概要はこちらの記事で紹介しています。またSSR実装に伴い、プロフィールなど新情報を追加しました。

フェロー・オネストの設定|性格・年齢・身長など

フェロー・オネストとは?

引用元:ツイステ

フェロー・オネストは、ツイステのイベント『ステージ・イン・プレイフルランド』にて新たに追加されたキャラクター。

キツネの獣人属で、幻の遊園地『プレイフルランド』の管理人を任されています(ただし雇われた管理人で経営者は別にいる)

口がよく回り、嘘をついたりお世辞を言ったりするのが得意な性格。

ちなみに元ネタとなったファウルフェローは赤狐(あかぎつね)で、赤狐は賢く抜け目のないキャラクターとして扱われやすい生き物です。

プロフィール|年齢・身長・声優など

プロフィール
  • 名前:フェロー・オネスト
  • 所属:プレイフルランドのスタッフ
  • 誕生日:5月17日(牡牛座)
  • 年齢:26歳
  • 身長:181㎝
  • 声優:杉田智和
  • 利き手:右
  • 学校・学年:なし
  • 出身:???
  • 部活:なし
  • 得意科目:算数
  • 趣味:観劇
  • 嫌いなこと:宵越しの金
  • 好きな食べ物:りんご
  • 嫌いな食べ物:ジャガイモ
  • 特技:縫い物

フェロー・オネストのプロフィールは、2024年9月のSSR実装時に判明しました。

年齢はまさかの26歳。イベント『ステージインプレイフルランド』にて、レオナを坊ちゃん呼びしたのも納得ですね。ちなみに自身の年齢について、フェロー本人は「のらりくらりと生きてきて、20も過ぎて数年経ち(以下略)」と言っていました。

なお外見からは飄々とした印象を受けますが、実はかなりの苦労人。彼の過去については別記事『フェローの過去と目的』で解説しています。

性格|大げさな身振りの噓つき

前述したとおり、フェローは嘘やお世辞を言うのが得意。嘘を嘘とも思わずに話せるような食わせ者です。

しかし見る人が見れば、すぐに胡散臭い男だとわかるようです。なおフェローと初対面したときのNRC3年生のセリフがこちら↓

ヴィル「だってアナタ。胡散臭いんだもの。」「おべんちゃらだけがうまい。いかにも信じちゃいけない大人って感じ。」

レオナ「煽ってもムダだ。テメエは信用ならねえ。」

リリア「ううむ。想像の100万倍胡散臭かった。」

ひどい言い草である。

元ネタの『ファウルフェロー』は狐のペテン師

ファウルフェローはどんなキャラ?

フェローの元ネタになったのは、映画ピノキオに登場するファウルフェローです。

キャラクターへの理解度を深めるためにも、まずは元ネタであるファウルフェローの設定や性格について知っておきましょう。

ファウルフェローとは?
  • 映画『ピノキオ』に登場するキャラクター。アカギツネのペテン師。
  • 本名は『J・ワシントン・ファウルフェロー』。
  • 本人は『正直ジョン』と名乗っている。
  • 相棒のギデオンといつも一緒に行動している
  • ステッキやシルクハットを着用しているため上流階級のように見えるが、よく見ると服はつぎはぎだらけ。
  • とにかく口が達者。大げさな身振りのペテン師。
  • 映画内ではピノキオを騙して人形劇場に売り飛ばした。
  • さらにその後は、悪い子供たちを唆して『島の遊園地』に連れて行く。
  • 遊園地に来た子供は、ピノキオを除きみんなロバの姿になってしまった
  • なお馬車屋の男から遊園地のはなしを持ち掛けられた時、ファウルフェローは恐怖のあまり怯えていた。

ファウルフェローはペテン師ですが、悪党というより小悪党といった印象ですね。そもそも『ピノキオ』における本当の悪党は、彼ではなくストロンボリや馬車屋の方ですから。

また馬車屋との会話を聞くに、ファウルフェローは警察に捕まらないようギリギリのラインで動いているようです。

なお相棒・ギデルの元ネタは、別記事『ギデルの元ネタは?原作との共通点』で解説しているのでそちらも読んでみてくださいね。

名前の由来|オネストの意味について

名前も原作にちなんでいる

フェロー・オネストの名前は、元ネタの『ファウルフェロー』に由来しています。

”フェロー”はファウルフェローから。

”オネスト”はhonest=正直なので、”正直ジョン”から取ったと推測されます。

【比較】2人の共通点は?服装やセリフがそっくりな件

解説

フェローの言動や外見には、ファウルフェローとの共通点が多く見られます。そこで本章では2人の共通点をまとめました。

つぎはぎだらけの服

ファウルフェローは上流階級のような恰好をしていますが、よく見ると服はつぎはぎが多く、帽子には穴が開き、手袋も小指部分が破れています。

一方でフェローの方も、服にパッチワークが使われていて右手の小指部分だけ手袋に穴が空いています。

なおデザインを担当した枢やな先生は、フェローの服装について以下のように語っています。

「ピノキオの「ファウルフェロー」と「ギデオン」も紳士自然としたハットにインバネスコート姿ですがツギハギの服や小指の破れた手袋がどこか暗い雰囲気を感じさせてどこか怪しげですよね。フェローたちもそれに習いパッチワークで本当に紳士なんだろうかという胡散臭さを表現しました」
引用元:ツイステチャンネル ハロウィーン2023特番より

おべっかの使い方がそっくり

フェローは『ステージ・イン・プレイフルランド』のプロローグにて、「いかにも利発そうな、未来の学者さん!」と言葉たくみに誰かを誘惑しています。

「…ちょいちょい、君、君だよ。そう、あなた!いかにも利発そうな、未来の学者さん!」
引用元:ツイステ

この台詞は、映画『ピノキオ』のファウルフェローの台詞とよく似ています。

「なるほど。ん-大した勉強家だねえ。ほら見ろ、ははっ偉い学者さんだ」
引用元:映画ピノキオ

なお上記以外にも「成功への近道」「バケーション」など、フェローは元ネタを髣髴とさせる言葉を多用します。ツイステの運営陣が原作をリスペクトしているのが分かりますね。

大げさな身振り

フェローもファウルフェローも、嘘をつくとき多さげな身ぶり手ぶりをします。なおステッキをくるくると回す動作も共通。

豊かな表情

枢やな先生によれば、フェローはかなり表情が豊かなキャラクターとの事。

なお元ネタとなったファウルフェローも表情豊かで、とくに馬車屋から『遊園地を利用した計画』を聞かされたときは、冷や汗だらだらで口をパクパクさせていました。ちなみに同シーンではギデオンに抱き着いています。

素の口調が荒々しい

フェローは人前だと上品な喋り方をしますが、ギデルと2人きりだと素の口調(少し荒々しい喋り方)が出るようです。

この点も元ネタと同じですね。ファウルフェローも例のシーンで「出せ!出さんと〇っ〇〇すぞ!」と叫んでいましたから(笑

さあギデル、カルテ!

フェローは3章の某シーンにて「さあギデル、カルテ!」と言っていますが、これも映画『ピノキオ』が元ネタです。

ピノキオを島の遊園地に連れて行くとき、ファウルフェローは「君はアレルギーだ!この病を癒すには島の遊園地にバケーションに行くしかない!」と医者っぽいことを言って誘惑しています。なんだその理由は。

その他にも、シナリオ内には元ネタと同じ(または似た)セリフがたくさん登場します。

元ネタと同じセリフ
  • さあギデル、カルテ!
  • 乱暴はダメ!
  • このフェローオネストの腕前も、わかるってもんさ

関連:【ツイステ】フェローのその後は?逃亡後どうなった?

ユニーク魔法について

ユニーク魔法のモチーフ

フェロー・オネストのユニーク魔法
名称薔薇色の夢(ライフ・イズ・ファン)
効果人を少しだけ楽観的にさせる魔法
呪文カモン・トゥー・ザ・シアター

フェローのユニーク魔法『薔薇色の夢』は精神操作系。しかし効果は弱いです。

彼にできるのは、背中をちょっと押して「まあいいか」と思わせることくらい。用心深い人であれば、1対1で話すだけで警戒させてしまうため使いどころが難しい。

しかしフェローは巧みな話術で、このユニーク魔法を上手く使いこなしています。

モブ子

魔力が弱いからこそ、敵に感知されにくいのがメリット。

補足|原作『ピノキオの冒険』における狐の末路

派生作品ができた順番

最後に、ピノキオの原作と派生作品について補足しておきます。ディズニー映画『ピノキオ』の原作は、イタリアの児童文学作品、ピノキオの冒険(原題:あやつり人形の話)です。

作品ができた順番
  • 1881年に『ピノキオの冒険』が当時の子ども新聞に掲載される。なお当時のタイトルは『あやつり人形の話』だった。
  • 1940年にディズニー映画『ピノキオ』が公開された。
  • 2023年10月にツイステのイベント『ステージ・イン・プレイフルランド』が公開される

なお『ピノキオの冒険』には嘘つきな狐と猫が登場し、この2人がファウルフェローとギデオンの元ネタにあたります。

狐と猫、悲惨な最後を迎える

狐と猫は、ディズニー版とは違ってかなりの悪党です。なお最後は悲惨な目にあうので、その点について紹介します。

嘘つきな狐と猫のはなし
  • 最初は”足の悪いきつね”と”目の見えない猫”として登場する。
  • ピノキオの持っていた金貨を奪い取るため、彼を大きな木の枝に吊るした(つまり追い剥ぎである)
  • ただし最終的には貧乏になり路頭に迷う。このときピノキオに助けを請うも、相手にされなかった。
  • きつねは体の半分をひふ病にやられて、毛が抜けしっぽもなくなる。
  • 猫は目が見えないフリをしていたが、最後には本当に目が見えなくなる。

ファウルフェローと違い、原作のキツネはかなりの悪党ですね。しかし最後にはしっかり罰が当たります。それでは、ここまで読んでいただきありがとうございました!

⇒プレイフルランド攻略情報はこちら

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