本記事ではツイステの『ステージ・イン・プレイフルランド』のストーリーを紹介しています。1章から5章までのあらすじを簡単にまとめました。
なお内容上、本イベントのネタバレを含むのでご注意ください。
目次
ツイステ『ステージインプレイフルランド』の登場人物
メインキャラクター
引用元:ツイステッドワンダーランド
- オルト:超高性能な人型ロボット。好奇心旺盛
- カリム:大富豪アジーム家の長男。明るくて素直でお人好し
- エース:主人公(監督生)の友人。明るくて容量がいい。少しイジワル
- 監督生:プレイヤー
- フェロー:幻の遊園地『プレイフルランド』の管理人
- ギデル:フェローの弟分
本イベントに登場するNRC生
- 1年生:監督生・グリム・エース・オルト・ジャック
- 2年生:カリム・フロイド・ジェイド
- 3年生:トレイ・リリア・ケイト・レオナ・ヴィル
あらすじ|フェローから招待状を受け取る
本作のあらすじ
謎の男・フェローと弟分のギデルの誘いで、幻の遊園地『プレイフルランド』を訪れたナイトレイブンカレッジの生徒たち。
1日遊びたい放題。学校なんて行かないで、ステージで一躍スターになろう!
でもひとつだけご注意を。”良心”は決して、忘れぬように…。
引用元:ツイステッドワンダーランド
1章|ここからストーリーのネタバレあり
1章前半:フェローとギデルに出会う
引用元:ツイステッドワンダーランド
ある日、監督生は友人のエースたちと一緒に港町を訪れる。すると道中、謎の男・フェローと弟分のギデルに声をかけられた。
フェロー
「おや?おやおや?おやー!?スタイリッシュな制服をバッチリ着こなし、隠しきれない高貴なオーラを放つ皆様方は・・・もしや全員、名門魔法士養成学校ナイトレイブンカレッジの生徒さんでは!?」
フェローはやたらと一同を褒め称え、さらにお近づきの印として『プレイフルランド』の招待チケットを人数分プレゼントしてくれた。
今とても人気がある遊園地。しかしその所在地を誰も知らない。そのため『幻の遊園地』と呼ばれている。
このチケットは特別で、これがあれば入園無料・アトラクションも乗り放題。ただしチケットは明日しか使えないらしい。
そこで一同は悩んだ結果、学校をさぼってプレイフルランドに遊びに行くことにした。
フェローはどう見ても怪しいのに、NRC生はチケットを受け取ってしまいました。
1章後半:プレイフルランドの正体
翌朝、監督生たちはこっそり学園を抜け出してフェローとの待ち合わせ場所(昨日の港町)に到着する。なお昨日のメンバーに加え、お目付け役の3年生も一緒だ。
そして待機していると、彼らの前にフェローと巨大な遊園地が現れた。なんと海の向こうから遊園地がやって来たのである。
これこそがプレイフルランド。つまり幻の遊園地の正体は、海に浮かぶ移動型施設だったのだ。
それを見たグリムは大はしゃぎで園内に入っていき、監督生とエースはそれを追いかける。なお3年生はフェローを怪しいと思いながらも、つい園内に足を踏み入れてしまう。
怪しいと分かっていながら、3年生まで遊園地に入ってしまいました!
2~3章|皆でプレイフルランドを満喫する
2章~3章前半のストーリー
引用元:ツイステッドワンダーランド
一同はアトラクションに乗ったり、遊園地の目玉であるショーに出演したりしてプレイフルランドを満喫する。そして日が沈んだ後、寮に帰ろうとするがーーー
なぜか入場ゲートが開かない。助けを呼ぼうにもスマホは圏外で、大勢いた他の客たちも見当たらない。
つまり監督生たちは、プレイフルランドに閉じ込められたのだ。
危機を感じたリリアとジェイドは魔法でゲートを破壊しようとし、監督生とグリムもそれを手伝う。
しかし鍵を1つ破壊した直後、4人の体が急に動かなくなり、顔から枝が生えてきた。
3章中編:フェローが本性を現す
困惑する一同の前に、フェローとギデルが現れる。そこでカリムは4人を助けて欲しいと懇願するが、フェローは嘲笑しながら言い放った。
「学校をサボって周りの人の言うことを聞かず、今更そう言われましても・・・おっせーんだよ、この馬鹿なガキどもがァ!」
その言葉を聞いた監督生たちはようやく気づく。これがフェローの本性であり、自分たちは騙されていたのだと。
なおフェローによれば、監督生たちには今『最悪な魔法』がかかっているらしい。体をじわじわと寝食して、やがて物言わぬ木の人形に変えてしまう魔法だ。
監督生・グリム・リリア・ジェイドの4人は人形になりかけています。
このままでは全滅必至なので、エースたちは仕方がなく4人を置いて逃げる。そして人気のない場所に身を隠すがーーーこの時、さらに嫌なことに気付いた。外壁の向こうを確認したところ、周囲に海しかなかったのだ。
- 客が異変に気付いたときには外と連絡が取れない
- 遊園地ごとさっさと逃走して、世間に出るのは楽しそうな写真や情報だけ
- これこそプレイフルランドが『幻の遊園地』と呼ばれる所以である
フェローの悪質な手口に気付き、エースはひどく悔しがる。
なお他の客たちはすでに人形になっており、現状無事なのはエース・カリム・オルトを含めた8人のみ。なお脱出する手立てはなく、監督生たちは人質に取られている。
そこで一同は、フェローを探し出してぶっ飛ばすことにした。自分たちを寮に帰すと誓うまで、ボコボコにしようと決めたのである。
3章後半:人間が人形になる理由
その後、追っ手(プレイフルランドに仕える人形たち)が追いかけて来たので、トレイとジャックが魔法で破壊する。しかし直後、2人とも動かなくなってしまった。
一同が驚いていると、1体の人形が言い放つ。「スタッフに手ヲ上げルなんて、とンだ違反行為ダ!悪いこどもは、人形ニ変わっテしまえ!」と。
そしてこの時、オルトは気づいた。プレイフルランドでは『悪いこと』をすると人形になってしまうのだと。
プレイフルランドは、良心を失い悪事を働いた『悪い子供』を人形に変えてしまう場所である。
4章|遊園地に閉じ込められたNRC生徒
4章前半:あっという間に残り3名
プレイフルランドでは『悪いこと』をすると人形になる。一同はそのルールに気付くも、不利な状況に変わりなかった。追っ手の人形たちに攻撃できないとなると、防戦一方になるからだ。
そして結局、逃げているうちに3年生が戦線離脱。残るメンバーはエース・カリム・オルトの3名のみとなってしまう。
心もとないメンバーだが、エースたちは慎重にフェローがいるプレイフルステージを目指すのだった。
4章後半:フェローの事情
一方その頃、捕まった監督生たちはフェローの目的と生い立ちを聞いていた。
フェローは金が目当てで、人形となった子供たちをどこかに売り飛ばすつもりらしい。
また彼は過去の経験(※)から学校を憎んでいるため、NRCの生徒にも嫌悪感を抱いているのだと明かした。
フェローは魔法士養成学校に入学できなかった。学ぶチャンスすら与えられなかったので、学校という施設そのものを恨んでいる。
5章・完結編|フェローとの戦闘後、全員で〇〇する
フェローとの戦いに勝利する
人形たちの目をかいくぐり、エース・カリム・オルトの3人はプレイフルステージに到着する。
舞台の上にはフェローとギデルが待ち構えており、さらに人形の軍勢をけしかけてきた。エースたちが攻撃できない人形たちに戦わせて、自分は安全なところで高みの見物をしようという魂胆だろう。
シンプルに卑怯。でも賢い戦い方です。
しかしこの時、エースは機転を利かせる。お土産を窓の外に放り投げて「あー!困ったなー!オレ、落とし物しちまったみたいだわ」と困ったフリをしたのだ。
すると演技に騙された人形たちは、みんな落とし物を探すために劇場を出て行ってしまった。
人形たちは遊園地のスタッフなので、客を喜ばせることを優先する。スタッフの鑑。
盾となる人形たちがいなくなり、フェローとギデルは劇場内に取り残される。
焦った2人は一目散に逃げ出すも、結局はエースたちに追いつかれてボコボコにされてしまった。大した魔法が使えないフェローと非魔法士のギデルでは、相手にならなかったのだ。
ユニーク魔法、発動!
結果、フェローは「ははーっ!参りました!」と大げさに謝罪をする。
あまりの変わり様にエースとオルトは警戒するも、フェローのお世辞を聞いているうちに油断してしまう。敵だと分かっているのに、なぜか褒められるとウキウキしてしまうのだ。
フェロー「よっ!希代の魔法士……その名はエース!溢れ出る才能を止めることは誰も出来ないッ」
実はこれこそがフェローのユニーク魔法『薔薇色の夢』の効果である。相手を楽観的にさせるこの魔法を使い、舌先三寸で丸め込むのがフェローの常套手段だった。
そして油断しきったエースたちは、プレイフルランドのチケットを奪われてしまう。
このチケットは入園の許可証。つまり無くすと不法侵入者になるため、結局3人とも人形になってしまった。
エースたちは魔力で勝っていたけれど、それを使いこなす力で劣りました。これが敗北の原因です。
雇い主からの電話
フェローは歓喜した。落ちこぼれの自分が、名門校の生徒に勝利したという事実が嬉しくてたまらないのだ。
するとその時、部屋にジリリリ!と電話の音が鳴り響く。フェローの雇い主(プレイフルランドの経営者)はワガママでせっかちなので、現状を聞くため定期的に電話をかけてくるのである。
そのためフェローは受話器を取って「NRC生徒全員を捕獲した」と報告するがーーー雇い主は電話の向こう側で、とんでもないことを言い出した。
遊園地が盛大に壊れたため修理費をフェローとギデルに請求すると言い、さらに2人のことを役立たずと罵ったのだ。
そうして雇い主は一方的に電話を切ってしまったので、フェローは激怒する。そしてギデルの前で、とうとう本音をこぼしてしまった。
フェロー「学校に通ってんのがそんなに偉いのか?エリートの道から外れたら終わりなのかよ。俺だって…俺だってちゃんとチャンスさえ与えてもらえりゃあ……!学校に通えていれば……!」
本当はずっと、学校というものが羨ましかったのだ。
そして同時に、彼は自分の情けなさに気付く。最初は反骨精神でがんばっていたのに、結局は学校への恨みを利用されて、憎んでいた金持ちたちの言いなりになってしまったのだから。
するとその時、ギデルが“渇”を入れる。ハンマーで一発フェローを殴り「そんな野郎はもう見限ってしまえ」と提案したのである。
上司がムカつくので仕事やめます!
ギデルに説得され、フェローはプレイフルランドの管理人をやめようと決意する。そして彼は管理人の権限を使い、監督生やエースたち全員を人間に戻すと協力を要請した。
「このプレイフルランドが二度と開園できないよう、壊すのを手伝ってくれ」と。
フェロー
「これ以上可哀想な人形たちを増やさないために!世にはびこる強欲な悪党どもをこらしめるために!そして、これまでのお礼もた~~~っぷり込めて…‥‥このプレイフルランドが二度と開園できないよう、ぶっ壊してやろうと思ってるとこなのさ!」
フェロー「上司がムカつくから仕事辞めます!」
全員でプレイフルランドを破壊する
学園に戻るため、フェローとNRC生たちは手を組む。そして遊園地をボロボロに破壊した後、なんとか賢者の島(NRCの所在地)に到着するがーーー
問題はフェローとギデルだ。
プレイフルランドを破壊した2人は、これから雇い主に追われるだろう。おまけに仕事を辞めたので行く当てすらない。
そこでカリムが「一緒に学園に来ないか?」と声をかけるが、フェローはその誘いを断った。
というのも今回の事件を通し「自分が通いたいと思える、最高の学校を作る」という目標ができたのだ。
その夢を叶えるには、当然苦労するだろう。こんな無謀な夢に賛同してくれる人もきっといない。
それでも弟分のギデルは、迷わずフェローについて行くことを決心する。そして2人はボロボロの遊園地に戻ると、船を出港させてどこかに旅立つのだった。